モチベーションほど大事なものはないという話
おはようございます!
今日は全国的に雨ですね。
本日は、相談のあった事を書いてみようと思います。
世の中には会社のほかに色々な組織がありますよね。
PTA、子供会、学区の連協、サークル、部活などなど
いずれの組織も、代表者がいて、会計がいて、広報がいて、いろんな委員がいます。
それぞれ責任という漠然としたモンスターと立ち向かうのって中なの勇気が必要だと思います。特に、厄介なのは、総務のセクションですかね。
大きな企業では、経理、事務、会計、出納など業務に応じてセグメント化されていることがあるますが、小さな組織は、これら総務として雑用を押し付けられます。
本来、総務はその他でも雑用でもない、人と人、情報の集約される場所でないといけないと思います。
【先日の相談】
先日、学区の団体から会計の相談をされました。
内容は、実際の現金の残高と、帳簿の残高が大幅に違うことが分かったが、処理に困っている。とのことでした。
資料を5年間遡って、支出の領収書と入金のリストと銀行と手許現金を照合していったら、帳簿と現金の残高が60万円ほど差額があるとこのことでした。
その差額も実際の現金が多ければ不思議ですが、やはり、実際の現金が帳簿の残高よりも少ない。
相談は「どのように会計処理をしたらよいか」という内容ですが、
それだけなら、現金過不足勘定でコスト計上すれば、実際の現金と帳簿現金とぴったり合わせて作ることができます。
しかしながら、ここでの肝は、
ただただ数字を合わせればよいものではなく、
町内会費を支払っている人たちに対する理由が必要なのです。
差額60万円を年に換算すると年12万、月換算で1万円が紛失していることになります。
これは、私的流用を疑われかねません。
形骸化された会計監査、出納が機能していないシステム。
改善点は多くあると思います。
今直面している問題は、納得した説明ができるという事。
それから、課題に対して解決策を提示する。
それをした結果を次回報告する。
今回浮き彫りとなって課題は、領収書のない支払です。
この計上漏れだけならば、それを今後どうするかの課題に対する解決策を提案する。
その提案を実行し、効果測定をする。
その効果測定を報告する。
未来の話は、先送りされて解決されてないような印象を受けるらしいので、物事には話をする順番があるようです。
【まとめ】
一般的に、会社の社長さんは、自分がやりたいことをする。
そんなモチベーションがるからこそ会社を続けられるのであって
学区やその他組織は何をモチベーションにやればいいのでしょうか?
みんなやりたくないならやめればいいのに
誰かがやらなきゃいけないから、やるのでしょうが、
きっとやりたくないから、順番がまわってくるのでしょう。
恐れているのは、情報からの孤立なのだと思います。
本日もお読みいただきありがとうございます
皆さまがハッピーに過ごせますように